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ENTコンパス

監修 小島 博己 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学 教授
   森山 寛  東京慈恵会医科大学 名誉教授

耳鼻咽喉科で研修する医師を主な対象としたハンディサイズのガイドブック。オールカラーで写真・図表をふんだんに盛り込み、中耳炎、鼻炎から頭頸部腫瘍まで、診療のエッセンスをまとめている。 若手医師の耳鼻咽喉科専門医試験対策としてはもちろん、耳鼻咽喉科専門医・指導医あるいは第一線で活躍する開業医にとっても、知識の整理や最新情報の収集に役立つ1冊!

発行   2014年03月31日

定価   本体 3,400円+税

判型   B7変型 371頁

ISBN   978-4-89801- 482-0

 

研修医,レジデントに向けて

 森山 寛
東京慈恵会医科大学 名誉教授

 若い時の知識の吸収の速さは驚くべきものがある。医師の道を歩み始めた諸君が,その武器を生かして,様々な知識を習得し,患者のために活躍することを期待している。研修医としては基本的な知識ならびに診療能力を身に着け,レジデントとしては,新たな研修プログラムのもと知識ならびに臨床経験をさらに深めてほしい。

 耳鼻咽喉科は,五感のうち聴覚や言語など人間社会の発展や文化の形成に重要な臓器を扱う学問・診療領域で,耳鼻咽喉科・頭頸部外科学(Otorhinolaryngology Head and Necksurgery:ORLHNSあるいはEar Nose and Throat:ENT)との呼び名がグローバルスタンダードとなっている。すなわち首から上で,眼と脳を除いた領域全てを診療する科であり,解剖学的には狭いが,実際の診療範囲は広範囲にわたる。さらにサブスペシャルティの多いのも特徴の一つである。平衡障害,聴覚障害,中耳炎,あるいは顔面神経の障害を扱う耳科学,副鼻腔の炎症や腫瘍,アレルギー,顔面外傷等々を担う鼻科学,舌や口腔疾患,扁桃炎などの中咽頭,食道の入り口である下咽頭疾患や,睡眠時無呼吸を扱う咽頭領域,音声や嚥下に関係する喉頭領域。そして頭頸部癌や唾液腺,甲状腺腫瘍を扱う頸部領域など,多岐にわたっている。また年齢的にも幼小児から高齢者まで幅広く診療をする診療科であり,診断から治療まで一貫して主体的に関与し,外科系でもあるが内科的な側面もあり,手術的な治療の多くは,機能再建外科となっている。

 本書は,病態の容易な理解,診断や鑑別診断,また治療も学べるような構成となっている。すなわち研修医にとっては耳鼻咽喉科の基本的な知識を,耳鼻咽喉科を目指す専攻医にとっての専門領域の習得にも十分に対応できる内容となっている。また耳鼻咽喉科は他科(境界領域となる眼科,脳外科,形成外科,小児科,歯科,呼吸器科など)との連携が必要とされる。これらの科を志望するレジデントにとっても,本書は救急医療を始めとした様々な臨床現場で活用でき,すぐに役に立つものと確信している。

 医学・医療の進歩は目覚ましいものがあり,医師たるもの常に先端的なもののcatch upも必要となる。明日からの診療の手引きとして本書を携帯し,標準的で良質な医療を患者さんに提供できる医師となることを期待している。  

 

刊行にあたって

小島 博己
東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学 教授

 耳鼻咽喉科領域では学生または専門医向けの教科書は数多く出版されているが,内科や外科と異なり,研修医やレジデントを対象としたものは少ない。「ENTコンパス」に書かれている内容は研修医および専門医を目指すレジデントにもっとも適したものであり,カラーを用いた豊富な症例の写真が提示され,要点が簡潔にまとめて書かれている。その内容は基本的事項から最新の情報まで多岐にわたるが,フローチャートや図表を多用することにより視覚的に容易に頭に入ることが特徴である。 さらにどの分野でも書式ほぼが統一されており,とまどいなくすぐ理解できるようにまとめられている。執筆にあたっては現役のスペシャリストの先生方にお願いし,専門医試験の対策に も十分対応できる内容となった。また耳鼻咽喉科専門医・指導医が読んでも知識の整理になり,非常に役立つと考える。

 診療において十分留意すべき禁忌については,「地雷源」とし,また専門医からの有用な情報や一歩進んだ知識等も「advice from master」として随所に挿入した。さらに「never forget!」や「FAQ」などの色刷りのコラムは目を引き,重要な情報が書かれている。

 本書は非常にコンパクトで,常にポケットに入れて持ち歩くことができ,いつでも読むことができるため,是非手元においていただき日々活用していただきたい。本書が研修医・レジデントの先生方にとっての必携のものとなることを期待し,患者さんの診療に役立つことを心より願うものである。  

 

目次

Ⅰ 症候・症状からの見方
1 .めまい(平衡障害) (肥塚 泉)
2 .難聴 (須納瀬 弘)
3 .耳鳴 (神﨑 晶)
4 .耳閉感 (須納瀬 弘)
5 .耳漏 (吉田 尚弘,飯野ゆき子)
6 .耳痛 (谷口雄一郎)
7 .顔面神経麻痺 (濵田 昌史)
8 .鼻閉 (飯田 誠)
9 .鼻漏・後鼻漏 (飯田 誠)
10.嗅覚障害 (三輪 髙喜)
11.鼻出血 (吉村 剛)
12.鼻疾患と眼症状 (森山 寛)
13.鼻疾患と頭痛・頭重感 (柳 清)
14.頬部腫脹・疼痛 (市村 恵一)
15.咽頭痛 (内藤 健晴)
16.味覚障害 (愛場 庸雅)
17.舌の痛み (鈴鹿 有子)
18.舌の運動障害 (鈴鹿 有子)
19.咳 (内藤 健晴)
20.血痰 (齊藤 孝夫)
21.咽喉頭異常感 (梅野 博仁)
22.言語(発達)障害 (新美 成二)
23.嚥下障害 (三枝 英人)
24.いびき・睡眠障害 (駒田 一朗,宮崎総一郎)
25.頸部腫脹 (河田 了)
26.唾液腺腫脹 (吉原 俊雄)
27.開口障害 (杉崎 正志)
28.呼吸困難 (平林 秀樹)
 
 Ⅱ 主要な検査
1 .聴覚機能検査 (力武 正浩,加我 君孝)
2 .耳管機能検査 (山口 展正)
3 .平衡機能検査 (萩原 晃,鈴木 衞)
4 .顔面神経麻痺の評価 (松田 圭二)
5 .顔面神経の機能検査 (松田 圭二)
6 .鼻の機能検査 (大越 俊夫)
7 .味覚検査 (前田 英美,阪上 雅史)
8 .音声言語医学的検査 (冨藤 雅之,塩谷 彰浩)
9 .咽喉頭内視鏡検査 (加藤 孝邦)
10.嚥下機能検査 (露無 松里)
11.睡眠時無呼吸検査 (澤井 理華,森脇 宏人)
12.頸部の触診方法 (濱 孝憲,三谷 浩樹)
 
 Ⅲ 疾患 ─ 診断と治療
1 .耳介軟骨膜炎・血腫 (山本 和央)
2 .外耳道異物 (山本 和央)
3 .悪性外耳道炎 (山本 裕)
4 .急性中耳炎 (上出 洋介)
5 .乳様突起炎 (枝松 秀雄)
6 .滲出性中耳炎 (内水 浩貴)
7 .好酸球性中耳炎 (松谷 幸子)
8 .慢性中耳炎(単純穿孔性,癒着性中耳炎) (田中 康広)
9 .中耳真珠腫 (小島 博己)
10.結核性中耳炎 (近澤 仁志)
11.耳硬化症 (東野 哲也)
12.耳小骨奇形 (力武 正浩)
13.耳の外傷(鼓膜〜側頭骨) (小森 学)
14.外耳・中耳の腫瘍 (中川 尚志)
15.耳管機能障害 (辻 富彦)
16.外リンパ瘻 (小森 学)
17.良性発作性頭位めまい症 (近澤 仁志)
18.メニエール病 (武田 憲昭)
19.前庭神経炎 (石井 正則)
20.突発性難聴 (神﨑 晶)
21.騒音性難聴 (小森 学)
22.先天性難聴(人工内耳手術を含む) (宇佐美真一)
23.薬物性難聴 (和田 哲郎,原 晃)
24.老人性難聴 (山岨 達也)
25.聴神経腫瘍 (宮崎日出海)
26.上半規管裂隙症候群 (大島 猛史)
27.Wallenberg症候群 (近澤 仁志)
28.前庭水管拡大症 (力武 正浩)
29.顔面神経麻痺(Bell麻痺とHunt症候群(耳性帯状疱疹)  (村上 信五)
30.鼻炎(急性・慢性・肥厚性) (山田 裕子)
31.薬物性鼻炎 (山田 裕子)
32.アレルギー性鼻炎 (岡本 美孝)
33.鼻腔異物 (森 恵莉)
34.鼻中隔弯曲症 (大櫛 哲史)
35.急性副鼻腔炎 (大櫛 哲史)
36.慢性副鼻腔炎 (浅香 大也)
37.好酸球性副鼻腔炎 (松脇 由典)
38.歯性上顎洞炎 (中島 庸也)
39.副鼻腔真菌症 (吉川 衛)
40.副鼻腔嚢胞 (和田 弘太)
41.鼻性眼窩内合併症 (波多野 篤)
42.副鼻腔気管支症候群 (吉川 衛)
43.鼻性髄液漏(髄液鼻漏) (鴻 信義)
44.顔面外傷 (鴻 信義)
45.多発血管炎性肉芽腫症(駒林 優樹,原渕 保明)
46.鼻性NK/T細胞リンパ腫  (駒林 優樹,原渕 保明)
47.鼻・副鼻腔腫瘍 (飯村 慈朗)
48.咽頭炎 (中条 恭子)
49.扁桃炎 (関 伸彦,氷見 徹夫)
50.扁桃周囲炎・膿瘍 (鈴木 正志)
51.咽頭異物 (吉田 拓人)
52.舌小帯短縮症 (櫻井 結華)
53.舌炎 (吉田 隆一)
54.口内炎 (峯田 周幸)
55.口腔・咽頭の性感染症 (余田 敬子)
56.口腔底蜂窩織炎 (黒野 祐一)
57.頸部膿瘍 (波多野 篤)
58.急性喉頭蓋炎 (志和 成紀)
59.急性声門下喉頭炎(仮性クループ)(志和 成紀)
60.声帯の疾患 (部坂 弘彦)
61.睡眠時無呼吸症候群 (中山 明峰)
62.舌・口腔腫瘍 (小松 弘和,丹生 健一)
63.上咽頭腫瘍 (石川 和也,吉崎 智一)
64.中咽頭腫瘍 (濱 孝憲,三谷 浩樹)
65.下咽頭腫瘍 (清野 洋一)
66.喉頭腫瘍 (大森 孝一)
67.頸部腫瘤 (齊藤 孝夫)
68.気管・気管支異物 (平林 秀樹)
69.喉頭・気管外傷 (平林 秀樹)
70.気管切開 (大村 和弘)
71.声門下狭窄(カニューレ抜去困難症) (岡野  晋)
72.唾液腺疾患(非腫瘍性) (花澤 豊行)
73.唾液腺疾患(腫瘍性) (花澤 豊行)
74.甲状腺疾患(非腫瘍性)(藤原 和典,北野 博也)
75.甲状腺腫瘍 (福原 隆宏,北野 博也)
付録
略語集
索引